【ミラノで藍染初体験してきました!】ナチュラルかつアーティスティックな手法でした
ミラノ滞在中、人生はじめて藍染体験をしてきたのでその時の内容をご紹介!!
藍染体験をすることになったきっかけ
ミラノで知り合った友人のアキさん。
私が初めてミラノに降りたった際、わけのわからない私も家に転がり込ませてくれました。
以降、何か困ったことがあったら色々助けてくれています。
以降、日本人モデルの駆け込み寺で、菩薩のような存在になっています。
そんな弥勒菩薩のアキさん、大学で藍染を専攻していらたらしく、
そのスキルを活かしてミラノで藍染のワークショップをやっている とのことで遊びに行って来ました!!!
お客さんいっぱい!!!もちろん全員イタリア人。
実は藍染は人生初。
一体何をどんな過程で染め上げるのか、とても興味深かったです。
昔、知り合いが藍染を習っている というのを耳にして以来、「藍染」そのものに触れる機会がなかったです。実家んは藍染にテーブルクロスがあったなぁ。
知らなかった!!藍染はいっさいがっさいナチュラル素材!
不勉強で全然知りませんでした。
この日は型染め というのを体験しました。
この「型」を抜くために、染めたくない箇所(抜きたいデザイン)に、いわば「シール」のようなものをつけます。
それが米ぬかやなんか色々(ちゃんと聞いとけよ)混ぜて糊のようなものを作り、これで形を縁取ります。
これがレシピ。イタリア語でわかりません。
塩と米ぬかってのはわかった。
糊の説明の様子。生徒さん必死にメモを取る。
布のどこに何のデザインを配置するか。センスの光るところ。
マイメロもあったよ。
こうやって全体的に「糊」を塗り、
不要な部分をハケで取り除きます。
型から少しはみ出た部分は筆できれいに取ります。
そのあと、ドライヤーなどで完全に乾かします。
あきさんも一枚一枚丁寧に見てくれていました。
私は朝顔にしてみました。
このあとはいよいよ「染め」に。
これが「藍」だそうです。
あきさん、お家で藍を育てていました。
ゆくゆくは畑も持ちたいと言ってました!!!なんて素敵!!!!
藍色の桶にドボンとさきほど型取りした布をしばし浸け込んだあと、
取り出して
並べてしばらくおいてから、
水洗いをして
再び乾かします。
それぞれのデザインがあって楽しい。
奥に見えるのが絞り染め。 いつか挑戦してみたいなぁ。
これは、まってお家にお土産。苗字がカベガノさんというのです。
朝顔のとこれをマンマのお土産に渡しました。
とってもきれいな色ね!!!と喜んでいました^^
まとめ
こんな感じでひょんなことから参加することになった藍染ワークショップ。
あきさん曰く、
藍染は日本に興味がある人だけじゃなくて、自然志向の人にも人気だそうです。
それは上記で書いたように、素材が全て自然素材だから。
型染めに使った「糊」も、米ぬかでできているので、日持ちしないそうです。
こちらに滞在していると、ありがたいことに日本で触れない日本の文化と向き合う機会がこのようにちらほらあります。
日本いたら、自分から「藍染体験」を探して参加しなかったでしょう。
そしてこうやって海外で日本の文化や伝統を伝えてくれている日本人やイタリア人の姿を見ることができて、彼らにエールと尊敬の念を送りたいです。
いやぁ本当に貴重な経験をさせていただきました!
あきさんの藍染ワークショップ。2か月に1回の頻度で開催されています!
詳細はこちら↓
[blogcard url=”https://www.facebook.com/shibori.lab/”]
海外の地で日本の文化に触れるのも、普段自分が日本にいる視点からはまた違った角度から見つめ直すことができるので、新鮮で楽しいですね。
終始皆さん本当に楽しそうでした♪