【森野吉野葛本舗 葛の館 奈良・宇陀】正真正銘!本物の吉野葛できたてくず餅が食べられる。わらび餅も衝撃
ならばー馨@大阪です。
帰省時に奈良・宇陀をうろうろしました。宇陀に行くと必ず行きたくなる宇陀市にある葛の館。
こちらでは本物の葛を使ったできたてくず餅がいただけます。くずもちだけじゃなくてわらび餅もとってもおススメなので、詳細をご紹介。
葛の館 森野吉野葛本舗
国道166号線沿いにある葛の館。森野吉野葛本舗。江戸時代に創業し、葛を精製する会社が出店しています。
いろいろな葛商品が売られていて、併設されている喫茶が今回の目的。
営業時間、前より延びたのかな・・。
と思っていたら、夏季と冬季で営業時間が異なる模様(詳細は最後に!)。
そして朝は葛まんじゅうもあるのね!!この時は夕方だったので既に売り切れ・・・。悲しい。
メニュー表。シンプルです。見にくくてごめんなさい。
こういうコンセプト大好きです。
一般的なくず餅とできたてくず餅の違いは?
食感と色が全然違います。
100%葛で作られたくずもちは、ふるっふるです。ゼリーでもない、葛にしか出せないあの食感。出来上がり後10分くらい経つとだんだん白濁して食感が変わります。その変化を留めるために、ばれいしょのでん粉や、砂糖を入れて「長持ち」させます。それによって「グミのような弾力」のある食感になってしまいます。白濁しているくず餅には、葛以外の「何か」が添加されている証拠です。
決して悪い意味ではなくて。それだけ葛だけでできたお餅は繊細なんですね~。
こんな貴重なくず餅、
奈良では有名な天極堂でも「できたてくず餅」いただけます。
奈良市の店舗が有名ですが、最近では明日香にもオープンしましたね。
明日香店は景色も楽しめるのでぜひ一度足を運んでいただきたい。
「吉野」葛なんだけれど、吉野の一番の観光地、吉野山でできたての葛餅を出してくださるお店は、時期にもよりますが、1~2つしかないという悲しさ。
ダークホース的存在のわらび餅。氷水の氷を取り除いて本物の食感を長く味わって
葛の館なのですが、どうしてもわらび餅をいただきたかったのです。
注文して数分ほどで私の前にやってきました。
スーパーで売っているわらび餅と根本的な色が違いますね。
氷水に浮かべてくださるのですが、私は氷を取り除きます。
ふるっふるの食感を味わいたいので。
これが本物のわらび餅か。
この艶。
きな粉の中に少しだけお砂糖が入っているのか、少~しだけ甘め。きな粉だけでいただけます。
このきな粉と、くず餅とはまた違う弾力あるわらびもちのハーモニーが最強。
もう、他のわらびもちは食べられなくなるので注意が必要。
くず餅もたべたひ・・・。でもこの日は自重。
でも100%くず餅のお菓子なら、罪悪感ゼロ。なんてうれしい。
写真を撮り忘れましたが、お土産コーナーも充実しています。
吉野本葛から葛湯の元まで。葛湯の元は、お湯の分量を変えるとくず餅も作れます。
色んな味があるよ。
まとめ
てなわけで、本物志向のあなたにおススメな、葛の館で食すくず餅とわらび餅。
くず餅とわらび餅、両方オーダーしてその違いを楽しんでほしいな♪
【店舗情報】
住所:〒633-2115 奈良県宇陀市大宇陀西山3
営業時間:夏季 9時~18時(喫茶 10~17時), 冬季9~17時(喫茶 10~16時)
電話番号:0745-87-3011